ゴルフも一生懸命 ドライバーの飛距離アップ編

ゴルフ上達法

 こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方は是非、ご覧ください。

 ゴルフを始めた年齢は比較的遅く、期間で言うとゴルフ歴8年ですが、コロナ渦で全く行けない期間が2年ほどあったので、正確にはゴルフ歴6年ほどです。ある時、半ば強制的に始めることになり、いざ、初めてみれば、見る見るうちにのめり込んで行きました。スコアはまだまだですが、その分、研究熱心だと思いますので、少し遅めに始めた方初級者の方には参考になることがあるかも知れません。ポイントを整理してみますので、参考になればうれしいです。

ドライバーについて再確認

 今回は皆さんが各ホールのティーショットで使用することが多いと思われる、ドライバー(1番ウッド)のポイントを整理しますね。

 ゴルフのウッドには、番手ごとに次のような名称があります。1W. 1番ウッド:ドライバー(Driver)2W. 2番ウッド:ブラッシー(Brashie)3W. 3番ウッド:スプーン(Spoon)4W. 4番ウッド:バフィー(Baffy)5W. 5番ウッド:クリーク(Cleek)。6番ウッド以降は特別な名称は無いようで、そのまま○番ウッドやショートウッドと呼ばれることもあります。私は1番ウッドの他、3番ウッド、7番ウッドを入れています。昔は5番ウッドも入れていましたが、私には7番ウッドが比較的合うようで飛距離が5番ウッドとあまり変わらないため5番ウッドを抜いて、1、3、7番のラインナップにしています。

 ドライバーは一日のラウンド18ホールを回れば、ショートホールの4ホール(OUT2回、IN2回)を除くと、最大で14回使うクラブになります。そう考えたら、たったの14回なのか、と思うかも知れませんね。しかし、ドライバーショットを気持ち良く打てると、ラウンドのリズムも良くなること、何より気分も良くなるので、14回という回数以上に重要なクラブだと思います。是非、ドライバーを気持ちよく振れるようになって、出来ればドライバーの醍醐味、飛距離アップを目指しましょうね!

『身体の回転の軸』を確認しよう

 ドライバーは腰の回転で打つことが重要ですが、そのためにはまず「身体の回転の軸」が出来ていることが必要です。身体の回転の軸が出来ていないとスウィングの再現性が低下し、ボールがクラブの芯から外れてしまって飛距離アップは望めません。ゴルフは如何に「再現性」を実現するかのスポーツなのです。

身体の回転の軸(バランス)には、

 ①上下方向のバランス(悪い例はヘッドアップや上体の伸び上り)

 ②左右方向のバランス(悪い例はスウェー)

 ③前後方向のバランス

の3つのバランスがあり、どのバランスが崩れてもミート率は激減します。ドライバーの調子に波がある方はどこかのバランスが悪い可能性が高いので、確認した方が良いかと思います。

 身体の回転の軸を作るトレーニングとして、自分のバランスを確認しつつ、目を閉じて素振りをしてみましょう。目からの情報が遮断されると、ゆっくり振るのも難しく感じると思いますが、細部まで身体の動きが意識できます。身体の回転の軸を作る更なるトレーニングとして、ドライバーより長いやや重量のある棒を大きく振ることです。長くて重い物を振る時はゆっくり大きくがポイントで、素早く振る必要はありません。これにより体幹が鍛えられ、回転の軸を作ることが出来ます。

 回転の軸が出来たら、いよいよ「腰の回転」を体で覚えて行きます。ヘッドを十分に加速させるためには腰の回転が欠かせません。このとき、ボールを最後までよく見ること、前傾角度はキープし、頭は最後まで残すこと、は最低限必要な要素なので意識するようにしましょう。

 飛距離を伸ばすためには上半身と下半身の捻転差が大きいことが必要です。そのために、普段「イチ、ニー、サン」とテンポを取っている方は、「ニー」を少しだけ長く取ることで可動域を最大限に使って上半身を目いっぱい回転させることができます。その際、身体の軸を意識しつつ、左肩を縦方向に回転させるイメージでクラブを振ると容易に腰を回転させることができます。

 身体の軸を始動からフィニッシュまでブレさせないことが重要です。そのために、バックスイングで長めに息を吸って腹圧を高めることが効果的です。息を吐くのではなく吸うのがポイントです。腹圧をかけると体の中心への意識が強まり、スイング中の体幹が安定します。上体が伸び上がったり、左右にブレることなく振り切ることが出来るようになります。

トップポジションからの動き出しは下半身リードで

トップポジションからの動き出しの順番は以下の通りになります。
  ①左足の踏み込み
  ②腰の回転開始
  ③左腕の引っ張り降ろし
 動き出しは下半身が主導で、腰の回転は下半身の動きよりも遅らせ、手元とクラブは一番最後に動く、というのがポイントです。切り返しで手元が置き去りになるぐらい大げさに意識してやってみましょう。力まかせで打つ傾向がある方は手元が一番早く動き出している可能性があるので注意です。下半身リードの切り返しで生まれる捻転差によりタメをつくることが可能になり、よりヘッドを加速させることが出来ます。このとき、頭の中で上体と腕を切り離して考えること。両腕やクラブより先行して上体が回り、それに両腕やクラブが付いてくるイメージです。バックスイングでも同様で、両腕だけを早く上げてしまうと上体がついて来ず、捻転不足で十分にボールへ力を伝えることが出来ないので注意です。また、ドライバーは先端が重く手元が軽い特徴があるので、叩き降ろすのではなく引っ張り降ろす意識が重要です。シャフトを最大限にしならせて仕事をさせるには鋭角に叩き降ろしてはいけません。普段から左腕だけで素振りをしてクラブを引っ張り降ろす感覚をクセ付けましょう。 

 トレーニングとして、片側の先端を結んだタオルで素振りを行い、結び目が左の肩甲骨についた瞬間に切り返すことで、下半身リードのタイミングを覚えることができます。

クラブの先端を効率よく加速させるためにシャフトの「しなり」を使おう

 クラブ先端を効率良く加速させるためには、いかにシャフトのしなりを有効に引き出すか、が重要になります。そのためには、どのタイミングでシャフトのしなりが起こっているかを理解する必要があります。シャフトのしなるタイミングは大きく分けて3つあり、テイクバック(始動)→ 切り返し→ インパクトの順で起こります。「3つのしなりポイント」の存在そのものを知らない人は意外に多いです。テイクバックで上手くしなりを感じる事ができれば、切り返しでは乗数的に強いしなりを感じる事が可能になり、インパクトではさらに強いしなりを生み出す事が出来るのです。

 ドライバーの難しさはテイクバックに詰まっていると言っても過言ではありません。重心がグリップから一番離れているドライバーを、手先だけでテイクバックしてしまうとクラブの重さに負けやすく、しなりを生み出せるほどスピーディーなバックスイングが難しい状態になります。手先だけではなく身体全体を使ったテイクバックをすることでシャフトのしなりも生まれ、力みのない理想的なスイングになります。切り返しのトップで緩まず、インパクトで力を伝え切るシャフトの使い方が出来るようになるためには、テイクバックの段階から身体全体で始動する事が大切です。

 ゴルフスイングではインパクト直後に最大のヘッドスピードを出すことが目標になります。そのためのトレーニングとして、軽い物を目一杯振るのが有効です。不要なドライバーのヘッドを取り外してシャフトだけの状態で思いっきり振るのが手軽でおすすめです。連続して行うのではなく、1素振りごとにきちんとアドレスして意識を整えてから振るようにしてください。「重い物を思いっきり振る」のは注意が必要です。重い物を振ると瞬間的にクラブが軽く感じられて速く振れるように思いがちですが、アプローチやパットに悪影響を与えます。重い物はバランスを整えるためにゆっくり大きくが原則です。

 

クラブの最大加速地点は左半身側になるように

 切り返しでクラブをリリースしてしまう「アーリーリリース」も飛距離が出ない要因です。腕とクラブでつくる角度を保ちながらクラブを下ろすタメが必要ですが、それがインパクトに向かってリリースされることで、ヘッドが走って飛距離アップが狙えます。飛ばない方、飛ばせない方はこのリリースのタイミングを今一度確認してみてください。身体の右半身側で全てのリリースが終わっている場合には、ビュン!と空を切る音も右側で出ます。素振りをしている時のビュンという音は一番速く加速されている部分で鳴ります。ビュンの音が出るべき場所は左側です。右側で音が鳴っている方は、まだまだ力任せか左腕での引き降ろしができていない方です。腕にばかり意識が強い人は、胸を回す意識を持ちましょう。アプローチと同様に、アドレスでつくった両腕と手を結ぶ“逆三角形”を保ち、胸を左右に回転させます。特にテークバックでは、体幹を意識しながら上半身を捻るイメージが重要です。適正な力感で思いっきり振れれば、振り降ろしている最中はずっとコックがキープされて、身体の左側で手首が解放されます。これが、ボールに向かってクラブが加速する原理です。

 トレーニングとして、できる限り軽い棒状の道具(ドライバー用のヘッドもグリップも外した状態のシャフト)を用意します。振った時に身体の左側で「ビュン!」と空を切る音が出せているかを確認してください。体の右側で音が鳴っている方はNGです。振る瞬間に力感が強くなってしまっているか、タイミングが悪いのが原因です。少ない回数でも良いので振る時は思いっきりいきましょう。

 腕主体のスイングはリリースが早く、ロフト角が寝て当たってしまうのですが、練習を続けるとロフト通りにヒットできるようになります。意識してロフトを立てる必要もなく、動きの中で理想の角度をイメージできるようになります。下半身が先行することでボールに対する時間も確保できます。

 左足の上で腰が回転している感覚も重要です。右足に体重が乗った状態での回転はボールに体重が乗らず、ダフリのミスも招きます。正しく左腕で引き降ろされると、トップで作ったコック概ね腰の高さまでキープされています。その後、インパクトに向かって徐々にコックが解放されていきます。厳密に表現するとインパクトでは完全にリリースはされていません。手首も右肘も完全に解放されるのは打ち終わった後のフォロー側になります。素振りでフォロー側で音を鳴らすトレーニングはここが決め手になるでしょう。

一番不要で邪魔をしている要素は「過剰な腕力や握力」

 ドライバーを振るときに一番不要で邪魔をしている要素は、実は「過剰な腕力や握力」なのです。適正な力加減を感じるために「脱力して両手をパーにして、その状態で素早くグーの形」にします。そのグーになった時の感覚が自分のグリッププレッシャーです。自分なりに感覚をつかむまで繰り返してみましょう。次に、その力感で「振る」感覚を身に付けます。クラブがすっぽ抜けそう、当たる気がしない、と感じる方も多いでしょうが、その頼りない感じが理想です。クラブとの唯一の接点がグリップですが、加速度をアップさせるためには手首が柔軟に働く力感が必要なのです。

 ボールは「叩く」や「打つ」ではなく、「弾く」イメージで打ってみましょう。これだけでリラックス感が出てきます。

体重移動について

 体重移動は飛距離アップに欠かせませんが、右から左へ乗せる意識を持ちすぎると、ひざが左右にスエーしたり、乗り切らないままインパクトを迎えるミスが起こります。体重移動は意識せず身体の回転の結果、体重移動が起こるくらいのイメージで良いかと思います。

その他、注意すべきこと

そのほかにも注意しておきたい点が幾つか有ります。

・インパクトの瞬間にフェイス面が目標を向いていること(適正なヘッドの入射角)

・必ずフィニッシュまで振り切ること

・インパクト後のフォロースルーでは右手が左手の上にあり、左肘が下を向きシャフトが立ち上がっていること

今回は以上になります。少しでも参考になればうれしいです。

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