ゴルフも一生懸命 目指せ寄せワン!ショートアプローチ編

ゴルフ上達法

 こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方は是非、ご覧ください。

 ゴルフを始めた年齢は比較的遅く、期間で言うとゴルフ歴8年ですが、コロナ渦で全く行けない期間が2年ほどあったので、正確にはゴルフ歴6年ほどです。ある時、半ば強制的に始めることになり、いざ、初めてみれば、見る見るうちにのめり込んで行きました。スコアはまだまだですが、その分、研究熱心だと思いますので、少し遅めに始めた方初級者の方には参考になることがあるかも知れません。ポイントを整理してみますので、参考になればうれしいです。

 今回は、グリーンオンまでの最後の一打、ゲームメイクに極めて重要と思われる、ショートアプローチ(ショートアイアンのポイントを整理しますね。

ショートアプロ―チの重要性

 ゴルフではグリーン周りにあるガードバンカーに入れないために、ピンまで30ヤードを残すという戦略を取ることが多いかと思います。グリーンを狙ってガードバンカーに入れるくらいなら、その手前まで打てば良い、という発想です。出来ればラフには入れないのが理想。そのために、グリーンサイドが広く、芝が刈ってある場所を狙う。このようにしてピンまで30ヤード残せたら、ショートアプローチで勝負が出来るでしょう。 

 トッププロのパーオン率(パーの打数から2を引いた打数以内でグリーンに乗せる率)は70パーセント超です。逆に言えば約30パーセント程度はパーオンを逃しています。つまり、トッププロでも大きなトラブルがない限り4ホールに1回はショートアプローチが必要になるということで、18ホールで4~5回はアプローチの機会があるわけです。アマチュアでは当然、ショートアプローチの機会はもっと多いことになります。このショートアプローチをしっかり寄せて、1パットでホールアウトできればボギーを打つ回数が格段に減ることになります。つまり、ショートゲームが上手くいくかどうかで、ラウンドで4~5打以上は確実に変わってきます

ショートアプロ―チの打ち方を整理

 ショートアプロ―チの最大の目標は、グリーン上で簡単なパターが残る位置にボールを落とすことです。その場所は、ピンまで上りのラインが残り、芝がある程度順目であり、グリーンエッジからピンまでの距離が適度に広いところです。ボールを落としてはいけない場所はその逆で、ピンまで下りのラインで、芝が逆目、グリーンエッジからピンまでの距離が近過ぎるなどの場所です。

 ショートアプローチで58°や56°のウェッジを選択する方も多いですが、ミスするとチャックリシャンクトップなど色々なミスが出てしまいます。フェースにしっかりと乗せられればボールをふわりと高く上げて柔らかくグリーンに乗せることが出来ますが、うまくフェースに乗らなかった場合には、トップして飛びすぎてしまう、ダフってボールが全く進まない、この2つに出るボールが分かれます。56度や58度のウェッジは、実はミスショットをしたときに傷口が大きくなりやすいというデメリットがあるのです。グリーン周りからのアプローチで打数を重ねてしまうアベレージゴルファーは、アプローチでのこういったミスに心当たりがあるのではないかと思います。

 本来は52°や50°がアプローチウェッジですので、これらを基本に考えた方が良いと思います。そのうえで、バンカー越え深いラフなどの特殊な条件では58°や56°を適宜使うようにしましょう。ピンが2段グリーンの上段にあって転がしたいときには、ロフトの立ったピッチングや9番アイアンを使う、と言うように常に52°度か50°を中心に据えて考えれば、アプローチがよりシンプルになると思います。

 ショートアプローチの基本的な打ち方ですが、背骨を軸にして体の回転で打つようにします。クラブの重さを利用して振り子のように、出来るだけ垂直に縦に振るのがポイントです。手首をアドレス時のまま固定し、上体の回転を使ってボールを運ぶイメージです。

 グリーン周りからの転がしでは7時-5時ピッチ&ラン8時-4時30yd以上の高さの出るアプローチ9時-3時、という具合に振り幅で届かせる距離を調整するようにします。これは普段の練習で自分の振り幅と距離の関係を把握するようにしましょう。

 ショートアプローチでは左足体重のアドレスが基本になります。40ヤード以上のショットのアドレスでは左右均等の体重配分を意識し、40ヤード以内のショートアプローチでは左足体重を心がけます。

 クラブの選択に迷ったら迷わず短い番手にする、と言うのもひとつの選択肢にしてみてください。長い番手を持ってピンデッドに攻めたいのであれば、大きめのクラブを選択したとして、グリップを普段よりも1インチ(2.54cm)短く握りましょう。クラブを1インチ短く持つだけで、アイアンで5ヤード程度飛距離が落ちます。短く握ることで飛距離を落とす準備はできているので、あとはコンパクトに振り抜くだけです。ただし、「コンパクトに打つ」というと、スイングのリズムが速くなってしまうことが多いので、振り子イメージでゆったりとリズムよく打つようにすると大きなミスを回避できます。

 フェイスに長い時間ボールを載せることでスピンをかけることもできます。このスピンボールは底弾道に出て、2、3バウンドしてかかるイメージです。

 ショートアプローチのトレーニングとして、別のクラブを両脇に挟んで体の回転で3歩先に打つ練習をするのが効果的です。

深いラフからのショット

 夏の深いラフは長い番手になるほど芝の抵抗を受けやすくなり振り切る事が困難になってしまいます。ボールがラフに完全に沈んでしまっている場合には、ダウンブローでインパクトする必要があるのでFWとは相性が悪くアイアンを選択した方が良いです。無理をしてユーティリティやフェアウェイウッドで打とうとしてしまうと、クラブがラフの抵抗に負けてしまい、ボールが飛ばずラフからのショットを繰り返してしまう恐れがあります。オススメはミドルアイアンから素振りをしていって、ラフの抵抗に負けずに振り切れる番手まで落としてショットに臨むのが良いと思います。

 ラフに埋まっている状態の場合には、プロでもウェッジやショートクラブを選択します。ミドルアイアンで素振りをしてみて振り切れるならチャレンジしてもいいですが、振り切れたとしてもクラブフェースとボールとの間に芝が多くはさまるためスピンが減りフライヤーという現象が起こったりします。その結果、バックスピンがうまくかからない状態になるので、ボールの高さが出ないし、想像よりも前に飛びすぎてしまうことになりがちです。しかも、バックスピンもかかりが甘いので、グリーン上に着弾してからも、勢いが抑えられません。第一にラフから脱出する事、第二に次のアプローチでグリーンオンを狙える良いエリアにボールを落とす事を優先してマネジメントするようにしましょう。

 ラフの場合でも浮いてればフェアウェイ以上に打ちやすい状況もありますので、ライの状況判断をルーティン化しましょう。ボールの浮いたラフで、フェアウェイウッドやユーティリティを打つ際は、素振りをしてどのくらいの長さのラフにボールが乗った状態なのかを確認します。

 夏の深いラフでの逆目大怪我のリスクがあるので、ウェッジで芝の抵抗を感じる素振りをする事が大切です。素振りの段階で芝の抵抗を手に強く感じると思うので、グリップ圧なども普段より強めに備えてスイングする必要があります。ウェッジなどでラフからの脱出を最優先に考えてマネジメントする事が求められます。夏場は特に「フライヤー」が増えてしまうので注意が必要です。

 順目のラフは埋まっていても比較的、芝の抵抗も少なく振り抜きやすい状態といえます。ただ気をつけたいのが、順目は順目でもターゲットに対して斜めに生えている順目です。ラフの場合は、どうしてもクラブヘッドがボールに当たる前に芝の抵抗を受けてしまうため、フェース面の向きやクラブヘッドの通る軌道が変わってしまう事があります。そうすると思わぬ方向にボールが飛び出したりする事もあるので、順目の場合でもしっかりとライを見極める事が大切です。

ショートアプローチのバリエーションを増やそう

 プロや上級者のアプローチを見ていると、グリーン周りからウェッジ以外のクラブを使うケースをよく目にします。ウェッジでスピンを効かせて寄せるだけでなく、状況に応じてロフトの立ったクラブで転がすなど、ショートアプローチのバリエーションを増やすために、9番アイアンユーティリティを使った実戦向きなアプローチ方法を覚えましょう。

 9番アイアンでの転がし(いわゆる「9コロ」)は、意外に多くの場面で有効です。ウエッジだと距離、方向、高さという3つの要素を成功させる必要がありますが、9番アイアンを使った転がしなら転がりだけを考えて落としどころを目指して打てば良いだけです。パターのように構えて小さなスイングで打つだけでOKです。ピンが奥にある場合などグリーン面が広く使えてランニングアプローチがしやすい場面、本来なら球を上げたいようなピン位置でも冬のフェアフェイのように芝が薄くてザックリしそうなライ、ウェッジではボールの下をくぐってしまいそうなラフなどでは、ロフトの立ったアイアンのほうがミスなく打ちやすいです。ウェッジのほうが寄りそうだと思っても、ちょっと立ち止まって「9番アイアンのほうがミスしにくいのでは」と考えてみるようにしましょう。意外に活用できる場面は多いはずです。

 ボールはヘッドのトウ(先端)寄りに置いて、フェースのトウ(先端)寄りにヒットさせましょう。ちょっと芯を外すだけで球が強くなりすぎず、かつ低弾道をキープした球が打てます。

 スタンスは狭めて、出来るだけボールの近くに立ち、あまり手首を使わずにパターのように横からボールをヒットさせます。左右均等、等速でスイングするのがポイントです。ヘッドの軌道がより直線に近くなり(多少はイントゥインですが)、バックスイング、インパクト、フォローとヘッドが常に目標線上を動くイメージです。結果、どのタイミングで当たってもターゲット方向に飛びやすくなって打点は安定します。クラブは短めに持つのもポイントです。

 グリーンエッジまで数十センチのシチュエーション。安全にパターで転がしたいけど、手前の芝でどれぐらい勢いが食われるか読めないときがあります。そんなときはユーティリティを使うのも一つの選択肢です。パターよりもロフトが寝ているので、最初の読みにくい芝の部分を飛び越えることができます。グリップではなくシャフトを握るぐらい短く持って、ひじもショットのように伸ばさず、しっかり五角形を作って、パターと同じ感覚でストロークしてみましょう。球は左足つま先の前(親指側)ぐらいに置きます。当然、パターよりも飛びますので、それを踏まえて振り幅を調整しましょう。

ユーティリティーと9番アイアンはやさしいクラブであり、使い勝手も多いので、有効に活用していきましょう。

今回は以上になります。少しでも参考になればうれしいです。

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