秋はデカフグ狙い、外房ショウサイフグ編

海釣り

 こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方はご覧ください。

秋はデカフグ狙い!ショウサイフグ求め、大原漁港へ

 9月から外房でショウサイフグが解禁になります。例年、10月はデカフグ狙い12月は数釣り狙いで、外房のショウサイフグ釣りに出かけます。

ショウサイフグの説明】

 ショウサイフグはフグ目フグ科のトラフグ属に分類され、東京方面では庶民的なフグとして知られており、沖釣りのターゲットとしても人気です。周年釣れる魚ですが、秋から春にかけてが最盛期で、特に冬場の身の締まったフグを好む人が多く、味覚の旬は秋~春と言われています。丸みのある個性的な体形におちょぼ口が特徴的で、興奮すると水や空気を胃に吸い込んで体を大きく丸く膨らませます。高速で泳ぐことは不得意ですが、ヒレを動かして前後左右に自在に泳ぎ回ることができます。 
 皮と内臓に毒があるため、調理をするには免許が必要です。フグ目フグ科のフグは青酸カリの1,000倍近い毒性がある「テトロドトキシン」を持っており、ショウサイフグの場合は肝臓と卵巣は猛毒、皮と腸は強毒であり絶対に食べられません。逆に、白子は無毒で、白子が大きくなる春~初夏のショウサイフグを狙って釣行する釣り人も多いです。沖釣りでは他のフグと判別する必要もあるため、船宿で下ごしらえをしてもらう必要があります。サイズは20~30cm前後が中心で、大きいものだと最大で約40cm程度。水深100mより浅い沿岸部に生息し、50m前後までの砂地底、岩礁周りの海底付近にいます。鹿島灘、外房、東京湾で数多く見られます。食べ方は、トラフグには及びませんが刺身も絶品で、から揚げふぐちり一夜干しなど、とても美味しいお魚です。

 10月某日、大原漁港の春日丸に向かいました。集合時間は早朝の4時、名簿記入、受付(税込み10,000円、餌は別売り1パック700円)を済ませて、船に乗り込みました。今回、餌はアオヤギホヤの2種類、計1,400円でした。個人的には、ホヤよりアオヤギの方が食いが良いように思います。ホヤは餌持ちが良いのが特徴です。

釣り座を確保して、実釣スタート!! 

 10月は、数こそ多くないですが、比較的デカフグが釣れるので、とても楽しいです。数匹ですが、バケツが満員御礼になって大満足の釣行でした。

 ちなみに、12月は数釣り狙いが出来ます。昨年、大原漁港では比較的メジャーなフグ釣り宿、敷嶋丸に行ったときの釣果です。サイズは小さめですが数は釣れますよ。

 ショウサイフグ釣りでは、船宿でフグを丸裸にしてくれるので、帰ってからの調理が本当に楽です。骨付近の血合い部分に微毒が残っている可能性があるので、家では良く洗って取り除くようにしましょう。

ショウサイフグ釣りのポイントを紹介します

 ここからは具体的な釣り方を紹介して行きます。

 ショウサイフグ釣りは、餌でフグを寄せ、空バリで引っ掛けるカットウ釣りが主流です。大原などの外房では、オモリ25号が基準となるため、竿や仕掛けは全体的に強めのものが良いです。また、繊細なアタリをとらえる必要があるので、竿は先調子で感度の良いもの。専用竿やや硬めのカワハギ竿が使いやすいです。外房フグで使用する竿の長さは、1.5~1.8mくらいがおすすめです。ショートレングスで鋭いアワセを入れられる竿を選びましょう。短い竿は自重を軽くできるため、感度と操作性の向上も期待できます。

【タックル】

●ロッド DAIWA 船竿 カットウフグ X H-150・R 

     全長(m):1.5 / 継数(本):2 / 自重(g):97 / 錘負荷(号):25-30

●リール DAIWA ライトゲーム X IC 150-DH

 

【エサ】

 ショウサイフグを寄せるための餌はアオヤギ、ホヤ、アルゼンチンエビなどで、船宿に用意があるものを使用しますが、餌はケチらずに4、5粒たっぷり付けた方が良いです。餌にアミノ酸をまぶすのも有効です。渋い時ほどエサは多めにしましょう。集魚効果や魚信の出やすさを求めてイカ短を付けることもアリです。

【仕掛け】

 カットウのオモリは、潮が濁っているようなときは目立つグロー系が威力を発揮します。また、遊動式の仕掛けは掛けバリへの反応がダイレクトに伝わるという利点があります。

【釣り方】

 船長の合図で一斉に仕掛けを投入しますが、投入が遅れるとお祭りの原因になるので注意です。オモリが底まで落ちたら糸ふけをとりながら軽く大合わせを入れます。最初に集まってくることが多いのと、小さな合わせだと糸ふけでかからないからです。潮が船下方向の場合には少し前方に投げ入れましょう。船下に入っても、糸ふけを取ると真下に戻ります。

 オモリを海底につけて釣るのが基本になります。波に合わせて重りを底に常にキープさせるゼロテンション釣法が基本です。ゼロテンションの方がアタリが取りやすく、はっきりとしたアタリが出ます。活性が低いときほどゼロテンション釣法は有効になります。

 針に返しが無いので、テンションは常にキープしましょう。微妙なアタリに即座に合わせるためドラグはきつく締めておきます。

 ゼロテンションで微妙なアタリを取るか、5秒に一回聴き合わせます。シャクリは30cm程度でOKです。シュッ、と上げて、ゆっくり落としましょう。アタリはわずかですが、30cm程度竿先を上げる感じでシャープに合わせましょう。船の上下動が激しいときは、タナ取り後3~5秒間隔で空アワセを入れる「タイム釣り」も有効です。エサが動くことで誘いにもなります。

 アタリは、ツンとかフワフワとかいろんなアタリが出ます。こんなアタリが出たらすぐにアワせましょう。アタリがあったり、アワせても掛からないときは、一度数メートル一気に巻き上げて再度落とすと素直に乗ってくることも多いです。フグは好奇心が旺盛でエサさえ付いていれば何度でもアタックしてきます。もし、掛け損なってももう一度すぐに落とせばエサさえ残っていれば再度アタックしてくることも多いです。

 秋の味覚、お手軽ショウサイフグ釣り!装備、タックル、釣法も簡単で初心者でも入りやすく、本当にお勧めです。皆さんの新しい釣行チャレンジに参考になればうれしいです。今回は以上です。

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