半日、京都の弾丸名所めぐり(その2:東山編)

ぶらり旅

 2025年のゴールデンウィークは大阪関西万博2025に行くのが最大の目的でしたが、せっかく関西方面に遠征するので京都の名所観光も満喫したいと思い、半日で可能な京都の弾丸名所めぐりを計画しました。今回は第2弾、東山エリアに絞った半日コースを紹介します。平安神宮、知恩院、八坂神社、法観寺(八坂の塔)、清水寺の満足旅程を紹介しますね。

 これらのスポットは京都市の東山エリアに位置しており、電車のほか徒歩やバスをうまく利用することで効率的に回ることができます。今回は電車と徒歩のみで回りましたので少しハードでしたがバスもうまく使うと楽に回れるかと思います。

 なお、第1弾:宇治編にご興味があれば以下をご参照ください。

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平安神宮

 5月5日の午前10時、京阪電車の「神宮丸太町駅」に降り立ちました。平安神宮までは少し遠いですが徒歩で向かうことにします(約15分)。京都駅からバスを利用する場合には市バス(5, 100系統など)で「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車、所要約30分で到着です。

 10時18分、平安神宮に到着です。平安神宮は比較的朝早くから参拝できるので、混雑を避けるためにも最初に訪れるのがおすすめです。広大な境内を散策し、大鳥居の迫力朱色の社殿の美しさを堪能しましょう。

 平安神宮のシンボルとして知られる「大鳥居」は、高さ24m、幅18mの圧巻のスケールを誇っています。 

 出店も多く出店されており、参道は多くの人で賑わっています。

 平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年(1895)に平安遷都の立役者である第50代桓武天皇をご祭神として創建された神社です。 平安神宮には、桓武天皇孝明天皇の二柱の天皇が祀られています。桓武天皇は平安京を創建した天皇であり、孝明天皇は平安京最後の天皇です。

https://www.heianjingu.or.jp/

 平安神宮の社殿は、平安京が開かれた当時の正庁と朝堂院が約8分の5スケールで再現され、まるで平安時代を旅しているような気分を味わえるのが最大の魅力です。平安神宮のご利益は、開運招福、厄除け、商売繁盛、縁結び、学業成就などで、長寿橘守、しあわせの桜守などもあります。


 応天門(神門)は平安神宮にある国の重要文化財です。神社入り口の二層楼門で、勾欄を設けた丹塗の華麗な建造物です。

 平安神宮の見どころ、鮮やかな朱色が美しい社殿「大極殿」です。 国の重要文化財です。大極殿は、天皇の即位といった国の主要な儀式が行われた場所で、左右に建つ白虎楼・蒼龍楼とともに宮廷の雰囲気を楽しむことができます。

 残念ながら創建130年祭の記念事業で補修工事が大々的に実施されていました。令和12年(2030年)に完成予定なので、完成するのを楽しみすることとします。

 平安神宮観光の所要時間は参拝だけなら約20分、境内は無料で見学できます。

 平安神宮のもう一つの見どころが、平安京千年の造園技術を結集させた「神苑」です。社殿を取り囲むように造られた総面積約33,000㎡もの広大な庭園で、神苑まで見て回ると約1時間と言われています。神苑に入るには拝観料が必要で、大人600円、小人300円です。今回は時短旅行なので立ち寄りませんでしたが、時間に余裕があれば是非立ち寄りたい観光スポットです。

https://www.heianjingu.or.jp/map/garden/

知恩院

 平安神宮から南方向へ約15分歩くと知恩院に到着します。時刻は11時です。途中に京都市京セラ美術館や動物園がありますので時間があれば立ち寄っても良いかも。

 知恩院とは、法然上人ゆかりの地に建立された浄土宗の総本山です。 法然上人のご尊像を安置する国宝の御影堂をはじめとし、国宝・三門勢至堂など数多くの重要文化財が存在しています。巨大な三門は圧巻の迫力です。また、国宝に指定されている御影堂の壮大さもぜひご覧ください。

浄土宗総本山 知恩院
知恩院は浄土宗の開祖、法然上人がお念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ京都の由緒ある寺院です。正式名称は華頂山知恩教院大谷寺という、浄土宗の総本山です。

 知恩院の標準的な見学時間は40分とのことですが、今回は時短旅行ゆえ、御影堂周辺を見学して知恩院を後にしました(所要10分)。 

八坂神社

 知恩院の三門を出て、祇園方面へ向かうと徒歩5分八坂神社に到着です。時刻は11時15分です。八坂神社は古くから「祇園さん」として親しまれ、地元の人々だけでなく、観光客にも人気のスポットです。

 祇園のシンボルとして知られる八坂神社。本殿や舞殿などを見学し、祇園の雰囲気を味わいましょう。 

八坂神社
八坂神社は全国にある祇園社の総本社で、京都市東山区にあります。祇園さんと親しまれてきた八坂神社には、素戔嗚尊(すさのおのみこと)や縁結びや美の神様などが祀られております。日本三大祭、京都三大祭である祇園祭もご紹介します。

 八坂神社 の主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、祇園信仰の中心的な存在です。特に、祇園祭で知られ、全国に約2300社ある八坂神社や素戔嗚尊を祀る祇園社の総本社です。素戔嗚尊は、あらゆる災いを祓う神様として信仰されており、厄除け、縁結び、美容、商売繁昌、家内安全など、様々なご利益で知られています。特に、疫病除けや厄除けの神様として古くから信仰されており、祇園祭は疫病退散を祈願する祭りとして有名です。

 八坂神社の本殿は、承応3年(1654年)に徳川家綱によって再建されたもので、祇園造という独特の建築様式で知られています。この本殿は、令和2年12月に国宝に指定されました。

 大国主社(おおくにぬししゃ)に祀られている大国主命(おおくにぬしのみこと)は、縁結びの神様として有名で、良縁を願う多くの人々が訪れます。

 私の息子は今年から就職活動が始まるので、縁結びの神様にお参りです。

 私は趣味の海釣りでの大漁祈願を願って一年安鯛みくじを。おみくじの入れ物がかわいらしい鯛のケースになっています。

 美御前社(うつくしごぜんしゃ)には、宗像三女神が祀られており、美容や美貌のご利益もあるとされています。

法観寺(八坂の塔)

 法観寺は八坂神社の南側から「二年坂」方面へ向かう途中にあり、徒歩で約10分で到着します。時刻は、11時45分です。

 法観寺は臨済宗建仁寺派の寺院で、境内にある五重塔が特に有名です。この五重塔は「八坂の塔」という通称で広く知られ、京都の街並みを象徴する存在です。京都の風情ある街並みを背景にそびえ立つ五重塔は、絶好の撮影スポットになっています。八坂の塔は本瓦葺5層、方6メートル、高さ46メートルの純然たる和様建築で、東寺・興福寺の五重塔に次ぐ高さがあります。

寺院の内部は非公開の場合があるので、外観を楽しみましょう。

 歴史の古さは京都でも屈指で、聖徳太子によって建立されたとも伝えらています。 平安京以前に住んでいた八坂氏の菩提寺であったという説もあります。白鳳時代の建築様式を今に伝えるもので、 創建以来たびたび災火により焼失しましたが、その都度再建され、現在の塔は永享12年(1440年)に足利義教(よしのり)によって再興されたものとのこと。 

清水寺

 法観寺から「産寧坂(三年坂)」を通って清水寺へ向かいます。徒歩で15分ほどです。

 時刻は12時、東山観光のハイライト、清水寺へ到着しました。「清水の舞台」からの眺めや音羽の滝、地主神社など、見どころが満載です。

音羽山 清水寺
京都府京都市。「清水の舞台」で知られる寺院。北法相宗の本山(一寺一宗)。縁起、年中行事、境内案内。

 清水寺は、その歴史、建築、そして自然景観の美しさで有名な、京都を代表する寺院です。約1200年もの歴史を持ち、平安時代から多くの人々に信仰されてきました。世界文化遺産「古都京都の文化財」の一つに登録されています。

 清水寺のご本尊は、十一面千手観世音菩薩です。11の顔と42本の手で、人々の苦難を救う慈悲深い観音様として知られています。親しみを込めて「清水の観音さん」と呼ばれています。無病息災、立身出世、良縁など現世利益を願う人々から篤く信仰されています。 

 境内への入場は無料ですが、本堂などの施設を拝観するには拝観料が必要です(大人: 500円、中・高校生: 300円、 小学生: 100円)。清水寺の舞台への入場は本堂の拝観料に含まれますので、500円/人を納めて入場しました。

 本堂の前にある舞台は、崖から張り出すように建てられた懸造りという建築様式で、釘を一本も使わずに建てられています。

 舞台から見える景色は絶景です。

すごい参拝者の数です。

 清水寺の舞台(通称「清水の舞台」)の高さは、地上から約13メートルです。これは、4階建てのビルに相当する高さです。清水寺で有名な言葉「清水の舞台から飛び降りる」、これは、思い切った決断や、非常に重要な決断をする際に使われることわざですが、確かに飛び降りるには相当の覚悟と勇気が必要です。江戸時代には、この舞台から飛び降りることで、願い事が叶う、または成仏できると信じられて、実際に飛び降りる人がいたそうです。

 音羽の滝は本堂「清水の舞台」の下に位置する湧き水で、古くから「延命水」と呼ばれ、飲むと願いが叶うとされる霊験あらたかな名水です。 清水寺の名の由来ともなった滝で、多くの参拝者が訪れるスポットです。

 清水寺から京阪電鉄の「清水五条駅」までは徒歩で25分でした。清水五条駅に到着した時刻は13時ジャスト。10時に「神宮丸太町駅」を出発して歩き通した約3時間、一日の歩数は27,000歩に達しました。さすがに少し疲れましたが、満足度の高い旅程でした!

 京都半日弾丸ツアー(その2)は如何でしたでしょうか?今回は以上になります。少しでも皆様の参考になればうれしいです。

私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方は是非、ご覧ください。

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