ゴルフも一生懸命 傾斜4パターンへの臨機対応編

ゴルフ上達法

こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。

 ゴルフを始めた年齢は比較的遅くて40歳過ぎ、コロナ渦もあったのでゴルフ歴は6年ほどになります。ある時、半ば強制的に始めることになり、いざ、初めてみれば、見る見るうちにのめり込んで行きました。スコアは伸び盛り、比較的研究熱心だと思いますので、少し遅めに始めた方初級者の方には参考になると思います。自分なりにポイントを整理しますので、参考になればうれしいです。

 傾斜から打つと飛ばない、狙った方向に行かない、傾斜からのショットは練習する機会も少ないため、思うような弾道が出ずに困っている方も多いのではないでしょうか?平らなライから打てる練習時と違い、ラウンドではコースの傾斜など様々な特徴に合わせてプレーしていくことが必要になります。平らなライから打てる練習場ではうまく打てるのに、傾斜が生じるコースではうまく当たらない、と言う事態を防ぐために以下の3点が重要になります。

4パターンある傾斜の特性をそれぞれ把握しましょう

●傾斜の特性によってボールが飛びやすい方向起こりやすいミスを把握しましょう

●斜面の特徴を踏まえ、起こりやすいミスを回避するための注意点を把握しましょう

 今回は、上記3点を意識しつつ、斜面の傾斜に対してどのように対応すべきか、ポイントを整理しますね。

『つま先上がり』の打ち方

【傾斜の特性】

 平らなライよりボールが高い位置にある状態。自分からボールの距離が近い状態になります。

【飛びやすい方向、起こりやすいミス】

 ボールと自分との距離が近いため、平らなライよりダフリやすい状況になります。また、スイング軌道がフラットになりフェースの向きが左を向くのでボールが左に飛びやすくフック軌道)なります。

【傾斜を克服するためのポイント】

傾斜の特徴を理解し、ミスを回避するため、以下のポイントを意識して打つようにしましょう。

①クラブを短く持ち、番手を1つ上げる

 スイング軌道がフラットになることを回避するため、斜面具合に応じてクラブを短く握ります。これにより、ボールが自分に近くなる状況でも普段通りのスイングに近づき、ボールが左に曲がるミスを回避できます。このとき、素振りしてみて着地点を確認するようにしてください。また、クラブを短く持つ分、1番手上げることで飛距離のロスを抑えることが出来ます。

②ボール位置は真ん中やや右足寄り

 ボールと自分の距離が近くダフリやすい状況を回避するため、ボールは真ん中やや右足寄りに置きます。インパクトでボール手前にヘッドが落ちず、直接コンタクトしやすい状況を事前につくっておきます。

③ハーフスウィングで上半身の捻転で打つ

 斜面ではフルスイングは厳禁です。スイングは9時-3時くらいのハーフスウィングでOKです。事前の素振りは本番の半分くらいの振り幅にしましょう。どんなに注意してもイメージより大きく振ってしまうので注意です。下半身は動かさず上半身の捻転で打つようにしてください。傾斜におけるスイングでは捕まりやすくなるよう下半身はほとんど動かさず、上半身の捻転でボールを上げる意識を持ちましょう。

④カットに入れる

 少し難易度は上がりますが、カット気味にクラブが入ると右スピンがかかり、左方向の曲がりを抑えることが可能です。左足のつま先を開いてオープンスタンスを取ると、アウトサイドインのカット軌道でクラブが入りやすくなります。アウトサイドインと聞くと極端にクラブを外に上げる方もいるかもしれませんが、ほんの少し外に上げる程度でOKです。

参考に゛てらゆー先生”のyoutube動画です。

『つま先下がり』の打ち方

【傾斜の特性】

 平らなライよりボールが低い位置にある状態。自分からボールの距離が遠い状態になります。

【飛びやすい方向、起こりやすいミス】

 ボールが低い位置にあるので、インパクトでクラブがフラット(地面に対して角度が小さい)に当たりやすいため、そのまま打つと右に曲がるスライス軌道)ことが多いです。また、つま先下がりはスウィングにより上体のバランスが崩れやすくその際には左に曲がってしまうこともあります。

【傾斜を克服するためのポイント】

傾斜の特徴を理解し、ミスを回避するため、以下のポイントを意識して打つようにしましょう。

クラブを短く持ち、番手を1つ上げる

 つま先下がりではボールの位置が少し遠くなるので、ヘッドを届かせるためにクラブを長めに持つ人もいるようですが、一つ大き目の番手を短く持つのが正解です。クラブを長く持つとインパクトでヒール側の角が地面に当たりやすくなり、より引っかけやすくなります。クラブを短く持ったほうがライ角通りにインパクトできるのでミート率が上がります。

②ボールの近くに立ち、どっしり重心を落とす

 フラットな状態よりボールの位置が低くなるので、スタンス幅を広げてスクワットをするようにどっしり重心を落として構えましょう。クラブを短く持つのに合わせて、ボールの近くに立つことで、グリップとヘッドの高低差を少なくします。

③オープンスタンスで左に振り抜く

 アドレスはオープンスタンスに構えましょう。右に飛び出しやすい傾斜対策になりますが、同時に下半身を固定させながらスムーズにヘッドが振り抜けるスペースを作ることが出来ます。オープンスタンスにするとボールは右足寄りになりがちですが、体の真ん中に置くようにしましょう。上体とボールとの距離をキープできる範囲でコンパクトに振ることが重要ですが、当てるだけではなく、しっかり左に振り抜くことが重要です。ボールをつかまえるイメージを強くもつとちょうどよいストレートボールが打てるでしょう。 

 体の起き上がりを抑えるには、アドレス時の重心の位置を把握することです。体重は常に母指球に乗せておくのが重要です。前傾をキープするためには、重心とともに骨盤の角度も意識してください。上体を意識して振るよりも、アドレスでつくった骨盤の角度をキープできる範囲でスイングするほうが効果的です。

④敢えてボールをスライス回転させる

 振り抜きを良くするために、少し左足荷重で構えます。ボールの位置は真ん中よりで、腰の高さが変わらないようにスイングします。注意点は、ダフリが出ると引っ掛かるので、クラブフェースを少し開いて構え、上から打ち込むようにスイングしましょう。スライス回転をかけたほうがボールコントロールしやすくなります。

参考に゛てらゆー先生”のyoutube動画です。

『左足上がり』の打ち方

【傾斜の特性】

 スタンスを取った際に左足が高くなる状態。重力の関係で自ずと体重が右足寄りになってしまう状態です。

【飛びやすい方向、起こりやすいミス】

 左足上がりではボールが左に飛びやすくフック軌道)なります。また、左右の傾斜によりバランスが崩れるとダフったり、ボールが上がり過ぎるミスが出やすい状況です。

【傾斜を克服するためのポイント】

傾斜の特徴を理解し、ミスを回避するため、以下のポイントを意識して打つようにしましょう。

①傾斜に対して垂直に立つ

 第一にアドレス時の体重配分、傾斜に対して垂直に立つような左右均等の体重配分を意識しましょう。傾斜を意識してアドレスで左足に重心をかけたくなりそうですが、左足重心だとフォローでヘッドが抜けにくくなりリーディングエッジが地面に刺さりやすくなるため、ダフるリスクが高くなってしまいます。逆に右足に体重を乗せるとロフトが寝てしまい、ボールが上がり過ぎとなり距離感が合わせにくくなります。それらを回避するため、傾斜に沿って構えて、フォローも高く上げていくようなイメージで振り上げましょう。フィニッシュまでしっかり両足で立っている状態、アドレスでつくった体重配分を最後までキープする意識が重要です。そのためには、通常時よりも目線を高い位置に置くようにすれば、スイング中にどちらかの肩が下がることなく、傾斜に沿ったレベルブローで振り抜くことが出来ます。

②クラブの番手を上げて短く握り、コンパクトに振る

 傾斜が強くなるほど、フルショットをすればバランスは崩しやすくなるため、クラブの番手を上げて短く握り、コンパクトに振ることが重要です。特に左足上がりは、傾斜+打ち上げを計算する必要があり、2~3番手大きいクラブを持つ場面も多くなります。

③ボールは右足寄りに置き、ドローイメージで振る

 左足上がりではボールは左へ曲がりやすいため、ボールの位置は真ん中よりも右に置きましょう。目標より右方向に打ち出しドロー弾道でターゲット方向に戻ってくるイメージだと安全に振り抜くことができます。

参考に゛てらゆー先生”のyoutube動画です。

『左足下がり』の打ち方

【傾斜の特性】

 スタンスを取った際に左足が低くなる状態。重力の関係で自ずと体重が左足寄りになってしまう状態です。4つのパターンの中で一番難しい状況と言えます。

【飛びやすい方向、起こりやすいミス】

 左足下がりでは、そのまま打つと右に曲がるスライス軌道)ことが多いです。また、とてもダフりやすく、嫌がるとヘッドがボールに届かずトップが出ることも多い状況です。

【傾斜を克服するためのポイント】

傾斜の特徴を理解し、ミスを回避するため、以下のポイントを意識して打つようにしましょう。

①クラブは短く握り、オープンスタンスで

 難易度の高い左足下がりでは、クラブは短く握り、スイングはフルショットの7~8割でコンパクトに振りましょう。ヘッド軌道はストレートで振るとボール手前にヘッドが落ちてダフってしまうので、ややアウトサイドイン軌道が正解です。アドレスはオープンスタンスで立ち、ヘッドはスタンスの向きに沿って振るようにします。左足上がりの状況と同じく、アドレス時の体重配分は傾斜に対して垂直に立つような左右均等の体重配分を意識しましょう。

②頭を残し、ボール先のターフを取るイメージ

 スイング中に身体が起き上がるとヘッドがボールに届かなくなりトップが出る原因になります。フォローまでアドレス時の膝の角度を保つこと、頭を残すことを心がけてみてください。傾斜なりに構えて体の軸を維持することが重要です。肩、腰のラインを常に傾斜と平行に保つこと、軸が右に傾いていないか判別できる場所は右肩であり、右肩が下がらずに上体が回っていれば軸がブレていない証拠です。右肩を下げないように打つためには、最も崩れやすい左ひざの高さを変えないことを意識してみてください。ひざの高さを保つことで、自然と右肩が下がらない打ち方になります。また、ボールの先の芝をクラブで取る意識でフォローを低く出す意識が持てれば、インパクトでボールをダウンブローにとらえることができ、多少当たりが薄くてもボールを浮かせることが出来ます。

③フィニッシュまで力感を落とさずに振り抜く

 上記の通りに打てればロフトが立って当たるので、フラットなライよりも飛距離が出ます。グリーンまで打ち下ろしているケースもあるので、場合によっては1~2番手下げてクラブを選択してください。短いクラブを選んだ分、しっかり振ってボールをつかまえる意識を強く持ちましょう。トップからフィニッシュまで力感を落とさずに振り抜くことが重要になります。

参考に゛てらゆー先生”のyoutube動画です。

傾斜への対応まとめ

 どのような傾斜地でも、必ず素振りをして、クラブヘッドが地面のどこを叩いているかチェックするようにしましょう。傾斜が強くなればなるほど、コンパクトにスイングすることで大きなミスを防げます。これまで説明した通り、傾斜には種類ごとの特性がありますが、基本的に下半身を固めて上体を使って打つことが大切です。傾斜の特徴を把握して、傾斜地からの打ち方のポイントを押さえられれば、よりショットが安定してラウンドも楽しくなります。

参考にGOL FAVOのリンクです。

今回は以上になります。少しでも参考になればうれしいです。

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