ゴルフも一生懸命 フェアウェイウッド克服とユーティリティ有効活用編

ゴルフ上達法

こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方は是非、ご覧ください。

 ゴルフを始めた年齢は比較的遅く、期間で言うとゴルフ歴8年ですが、コロナ渦で全く行けない期間が2年ほどあったので、正確にはゴルフ歴6年ほどです。ある時、半ば強制的に始めることになり、いざ、初めてみれば、見る見るうちにのめり込んで行きました。スコアはまだまだですが、その分、研究熱心だと思いますので、少し遅めに始めた方初級者の方には参考になることがあるかも知れません。ポイントを整理してみますので、参考になればうれしいです。

 今回は、私が比較的得意だと自負しているフェアウェイウッドとユーティリティについて整理してみます。フェアウェイウッド得手不得手があるクラブだと思います。同様に、ロングアイアン(5番アイアンなど)も同じくらい得手不得手がありそうです。その得手不得手に答えてくれる、アマチュアゴルファーの強い味方ユーティリティ(ハイブリッド)です。今回は、フェアウェイウッドの不得手を克服する方法、我らが味方、ユーティリティを使いこなすコツを紹介しますね。

フェアウェイウッドやロングアイアンが難しい理由

 フェアウェイウッド(以下、FW)ロングアイアンのように芝から直接打つショットは、ドライバーのようなティーアップできるショットよりも難しく、思い通りにはいかないことが多いですよね。特に長いクラブを使うのは飛距離が欲しい場面で、うまく行けばボールが飛ぶ半面、ミスしたら影響も大きくなりがちです。まずは得手不得手が多いFWとロングアイアンのミスの原因を知っておきましょう。

 ロングアイアンはボールを上げようとしてしまいます。そのため、ロングアイアンで起きるミスの原因の多くはすくいあげです。ロングアイアンは、他の長いクラブに比べてロフトは大きいのですが、構造上、重心を深くできません。そのため、ボールの高さが出しにくいクラブなので無意識のうちにボールを上げようと、すくうようなスイングになってしまうことが多いです。これがロングアイアンが苦手な人が上手く打てない原因のひとつです。

 一方で、FWはクラブの長さと重心の深さが振りづらさの原因です。重心の深さは時にデメリットになります。FWは芝から打つクラブとしては一番長いクラブですが、それ故にボールを捉えるのが難しくなります。さらにFWはボールを上げやすく、弾道を安定させるためにヘッドの重心がフェースから離れた深い位置にあります(深重心設計)。このお陰で地面から打つ他のクラブよりもミートするタイミングがつかみづらいのです。

まず、フェアウェイウッドの特徴2選を理解しよう

 FWはロングホールでの2打目ドックレッグホールでのティーショットで使うことが多いですよね。また、万が一、ドライバーでミスした場合のリカバリーとしても強い味方です。まずは、FWの構造的な特徴を2つ、理解しておきましょう。
 FWはアイアンやユーティリティと同じで、地面にあるボールを打てるように設計してありますが、形状としてはドライバーの仲間です。アイアンやユーティリティはダウンブローにインパクトすることによりバックスピン量を増やすことで弾道が高く上がります。それに対しFWは重心深度が深いため、ダウンブローが強いとスピン量が適正値より多くなって曲がりやすく飛距離ロスが生じてしまいます。したがって、FWはドライバーのようにアッパーブローで、とまでは言いませんが、レベルブローでボールを払い打つようにインパクトを与える必要があります。
 レベルブローでインパクトすることが重要なFWでは、ライによって難易度が極端に変わるのも特徴です。芝上のボールは微妙に沈んでいたり浮いていたりします。浮いている場合にはティーアップしている状態と同じ感覚で打てるため、相性の良いライです。逆に沈んでいる場合はダウンブローでインパクトする必要があるのでFWとは相性が悪く、アイアンを選択する方が良いです。ラフの場合でも浮いてればフェアウェイ以上に打ちやすい場面もあるので、ライの状況判断をルーティン化しましょう。

フェアウェイウッドの特徴を踏まえた打ち方を実践しよう

 FWを使うのメリットは、距離が出せること、高さを出しやすいことです。ヘッド後方の張り出しが大きい形状なので重心が深いため、ユーティリティやアイアンよりボールが上がりやすくなります。また、重心が深いとミスヒットにも強くできるので、クラブを長くしてもミスや飛距離ロスを少なく出来ます。デメリットとしては、クラブが長いためミートしづらくなります。ただ、FWのメリットである距離を出すためにはシャフトを長くする必要があるのでこれは仕方のないことです。

 FWではハンドファーストに構えることで、ダウンスイングでインサイドから振りやすくなること、フェースが開きにくくなることで、つかまったショットが打ちやすくなります。

 また、FWでは飛距離を出そうとする意識から、どうしてもアッパー気味に打ち勝ちで、その意識がトップ、チョロなどのミスを呼びます。ボールは打ち上げる意識ではなく、横から払い打つ感じが重要で、イメージとしてはインパクト前後で地面と水平にクラブヘッドを出す感じです。そのためには、若干ダウンブロー気味(ヘッドが最下点に達する前にボールを打つ)にボールを打って、少し芝生を取る感じが正解です。 

 若干のダウンブローでボールに当てるためには、アドレスでのボールの位置が重要です。スウィングの振り子の中心となる左肩よりも右側にボールを置くことで、結果的に若干ダウンブローでボールを捉えることができ、少し芝を削りながらボールに当てることが出来るのです。

 次に大事なのが、スウィングが終わるまで軸を保つことです。そのためには、頭の位置を最後まで変えないように意識するのが良いと思います。

 最後に重要なのは、FWはソールが広い特徴があるので、その特徴をうまく生かすことです。プロはソール部分を地面に当てる意識で打っているみたいです。ソールが広いので多少ダフってもソールが滑ってくれて、結果としてボールを上げることが出来るのです。実際に打つ前に、「ソールを当てる素振り」を何度かやってから、本番で打つようにすると良いと思います。ブラッシングするようなイメージです。上げよう、上げよう、とするより、強く当ててしっかり転がすくらいの意識でOKです。ヘッドスピードが出れば自然とボールは上がるのです。

 ソールで地面を叩く感覚は、youtube動画「ゴルフリバイバー モンゴ- ゴルフレッスンTV」で分かりやすく紹介されていますのでご参考に。

 全般的なアドバイスとして、youtube動画「中井学ゴルフチャンネル」が参考になりそうです。動画リンクを貼りますので参考にしてみてください。

我らが味方、ユーティリティはこんなクラブ

 長いクラブの悩みを解決するのがユーティリティ(以下、UT)です。UTは、FWと比べて長さが短いのでミートしやすく、ヘッド後方の張り出しが小さいのでアイアンと振り心地が近いため目標に打ち出しやすいという特徴があります。また、アイアンと構造が近いため、フェアウェイウッドよりもダウンブローでインパクトを迎え、バックスピンの量で弾道を上げる必要があります。重心深度は弾道の高さだけでなく、「ボールのつかまり」にも影響します。重心深度が浅くなるほどフェース面の開閉がしやすくボールをつかまえやすくなり、ドライバーやFWよりもUTやアイアンの方が左に飛びやすい傾向があります。アイアンより楽に距離を出しやすいUTですが、あくまでもロングアイアンの代わりに使うクラブだと認識しておくと良いと思います。

 デメリットとしては、ロフトの立っているUTでも3番ウッドほど距離は出ませんし、FWと比べて高さが出しにくい、というところです。”7FW”と”3UT”と”3アイアン”が一般的に同じ距離が出せるクラブですが、ボールの弾道の上がりやすさには重心深度が影響して、3アイアン < 3UT < 7FWの順で重心深度が深く弾道も上がりやすくなります。

ユーティリティのタイプを知って使いこなそう

 FWとロングアイアンの当たらない原因をしっかりカバーしているクラブがUTですが、UTは見た目で分かるように大きく分けて、ウッドタイプアイアイタイプがあり、それぞれがFWの難しい部分、ロングアイアンの難しい部分を補ってくれています。

 UTのほとんどはロングアイアンよりは長く、FWより短い長さで設計されています。ウッドタイプは形はFWに似ていますが、FWよりシャフトの長さが短いので振りやすく、FWよりも重心が浅いのでミートしやすいです。FWの長さと重心の深さによるミートしづらさを軽減しているのです。アイアンタイプは形がアイアンに近いですが、長さがアイアンと同じくらいなのでスイングしやすく、ヘッドが大きめで重心が深いのでボールが上がりやすい特徴があります。ウッドより当てやすく、アイアンより上がりやすいというのが特徴です。アイアンタイプは普通のアイアンに比べて重心が深く取られているので、アイアンよりもボールが上がりやすく、ウッドよりも強い弾道を打ちやすくなっています。ウッドタイプは高弾道アイアンタイプは強弾道。奥行きがあり重心が深いウッドタイプはボールが上がりやすく、アイアンタイプは重心があまり深くないので前に飛ぶ強い弾道が打ちやすいのです。

 ウッドタイプのUTがおすすめのゴルファーは、楽にボールを上げたい人、FWが得意でレベルブローに打ちたい人、アイアンが苦手な人、などです。アイアンタイプのUTがおすすめのゴルファーは、強弾道を打ちたい人、アイアンのようにダウンブローで打ちたい人、アイアンが得意な人、などです。自分の打ち方とクラブの操作しやすい打ち方が一致していないとミスショットにつながる可能性があるので、自分に打ちたい打ち方に合ったタイプを選ぶことをおすすめします。

 ユーティリティは170ヤードから200ヤード、飛ぶ人だと220ヤードぐらいは狙っていけるクラブです。上手く使いこなせれば長いコースなどで強い武器になります。自分がどんな打ち方でどんな球が打ちたいかをよく理解して正しいクラブ選びをすることで、より長い距離がやさしく打てるようになると思います。 

今回は以上になります。少しでも参考になればうれしいです。

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