いざ、世界遺産!縄文杉求めて屋久島へ冒険!(前編)

トレッキング

 こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方は是非、ご覧ください。

 少しアップに時間を要してしまいましたが、2月末の某日、念願の世界遺産、屋久島に行ってきましたのでご報告します。1993年に日本初の世界自然遺産に登録された屋久島。月曜日、火曜日と年休を取得し、日曜日の早朝フライトに備えて土曜日は羽田空港近辺で宿泊する、屋久島2泊3日(日曜~火曜)の弾丸ツアーを紹介しますね。 

【出発前の準備編】屋久島ツアーへの申し込み

 屋久島ツアーは大きく分けて、①縄文杉を見に行くツアー②白谷雲水峡で癒されるツアー、の2大ツアーがあるようです。今回は2泊3日の弾丸ツアーで、検討した結果、両方に行くのは難しいと考え、縄文杉だけは外せないだろう!と『①縄文杉を見に行くツアー』に申し込みました。ツアー会社は数社あるようですが、今回は旅行会社HISが運営している「Yamakara屋久島」豊富なオプション付きツアーに申し込みました。以下、参考情報です。

◆やまどうぐレンタル付ツアー「Yamakara」
 yakushima@field-mt.com
 https://fmt-yakushima.com/
 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-13-7 大和家ビル6階
 株式会社フィールド&マウンテン
 観光庁長官登録旅行業第2097号 一般社団法人日本旅行業協会正会員
 総合旅行業務取扱管理者:渡邊泰栄
◆申込みツアー
 屋久島・縄文杉日帰りトレッキングツアー
◆現地店舗・緊急連絡先電話番号
 「Yamakara屋久島」
 〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2364-35
 ホテル屋久島山荘内6F(ロビー階)
 https://g.page/yamakara-yakushima?share
 営業時間:10:00~18:00
 TEL:070-1061-0668

 今回は、宿泊先を屋久島空港近く、小瀬田地区の『縄文の宿まんてん』という宿にしましたが、ツアー当日は宿の前(徒歩1分ほど)のバス停まで迎えに来てくれるとのことでした。ただし、寝坊して時間通りに集合場所に集まれないと当日キャンセルになってしまうので要注意です。

 また、縄文杉トレッキングに必要な登山道具は一式、ツアー会社でレンタルできました。今回はザック、ザックカバー、登山靴、ヘッドライト、フリース、ストック、カッパをレンタルしました。レンタルした道具は、ツアー当日は朝早いので、前日までに「Yamakara屋久島」に取りに行きましたが、その際にサイズの確認が出来ました。特に登山靴はサイズが合わないと地獄ですので、前日にサイズ確認がてら受取りに行くのがお勧めです。取りに行けない場合には、指定宿であれば有料配送も出来るようです(1000円/グループ、現金のみ)。

今回の旅行では、

●1日目(屋久島に到着した初日):レンタカーを借りて屋久島を観光がてら一周する

●2日目:終日、縄文杉ツアーに参加

●3日目(最終日):のんびりしつつ、縄文杉を使った箸作り体験後にフライト

で計画しましたので、1日目の周遊時に指定された受取時間にレンタル品を取りに行けるように計画する必要があるので要注意でした(我々は12:00-14:00に来るように指定されました)。なお、レンタルした道具は下山後にバスに返却するのでOKでした。

【Yamakara屋久島】縄文杉・白谷雲水峡トレッキング 準備編 動画

  

屋久島に到着、縄文杉以外にも見どころいっぱい!!

 羽田空港から鹿児島空港まで所要1時間45分、さらに飛行機を乗り継いで所要30分屋久島空港に到着しました。鹿児島本港からフェリー(所要4時間)や高速船(所要2時間)で屋久島に上陸する方法もあるようですが、今回は時間優先で飛行機乗り継ぎルートで上陸しました。

 鹿児島空港からはスリル満点、プロペラ機です。大型ジャンボに比べて多少は揺れる感じもしましたが、30分程度ですし、特段気になることもなく無事に屋久島空港に到着しました。  

 屋久島空港は首都圏の空港に馴染みがある方には『果たしてこれは空港なのか?』と思えるほど、何気なく普通の平屋の建物です。それが逆にいい感じで、屋久島に来たな!って感じますね。

 屋久島空港には9:40頃に到着しました。宿泊する宿『縄文の宿まんてん』空港から徒歩数分にあり、とても便利でした。空港付近にレンタカーショップも数件あります。まず、宿に寄って荷物を預けて、事前に予約していたトヨタレンタリースでレンタカーを借りて、いざ、屋久島周遊観光です。

 レンタカーショップで交通情報を確認したところ、島を周回する道路の一部である西部林道が数日前の大雨で土砂崩れのため通行止めであり、屋久島を周回するのは不可能と判明。西部林道の前後で折り返したとしても、島をほぼ一周することは時間的に可能だと聞きました。なお、トヨタレンタリースでYamaRecoアプリで地図が入手できると聞いてダウンロードしました。

観光初日は以下のルートで可能な限り島を1周する計画としました。

(屋久島空港)トヨタレンタリース(10時頃) ⇒ ①志戸子ガジュマル園(11時頃) ⇒ ②宮之浦(12時頃) ⇒ ③安房(13時頃) ⇒ ④千尋の滝(14時半頃) ⇒ ⑤大川の滝(15時半頃) ⇒ ⑥中間ガジュマル(16時頃) ⇒ ホテルへ戻る(17時頃)

というルートにしました。なお、安房では「Yamakara屋久島」でレンタル用品受取り、その後、昼食を取りました。

志戸子ガジュマル園

 タコ足のように気根を垂れたガジュマルは、亜熱帯産クワ科の植物で、屋久島の海岸線沿いで多く見られます。屋久島はカジュマルが生息できる日本最北端とのこと(沖縄では普通に見れるらしい)。なかでも有名なのが、志戸子集落、志戸子海岸近くに位置する屋久島最大の志戸子ガジュマル園です。樹齢500年以上ともいわれるガジュマルの巨木が群生し、下生えには1mを超えるクワズイモが茂り、まるでジャングルのような印象を与えています。園内は遊歩道が整備されており、10分から15分でガジュマルの群生を見ることが出来ます。多くの熱帯植物を鑑賞でき、その樹木の生命の力に圧倒されます。あまり期待していませんでしたが、ガジュマルは屋久島に来たら是非、見た方がいいと思います。超おすすめスポットです。

住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子133-1

【入園料】 大人:240円
      小中高生:180円
      幼児・身障者:無料

【営業時間】4月〜8月:8:30〜18:30
      9月〜3月:8:30〜17:00

最新の情報はHP等でご確認ください。

志戸子ガジュマル公園 | 屋久島の観光スポット【公式】屋久島観光協会
志戸子ガジュマル公園は、志戸子海岸横に位置し、屋久島最大のガジュマル園です。園内には遊歩道が整備されており、樹齢500年以上といわれるガジュマルをはじめ、多くの熱帯植物を鑑賞することができます。

千尋の滝

 千尋の滝(せんぴろのたき)は、巨大な花崗岩の一枚岩とそのV字谷を大量の水が流れ落ちる落差約60mの滝です。年間を通して屋久島に降る多量の雨は、いく筋もの川となって岩や山を削り、海へと注ぎます。千尋滝はモッチョム岳の裾の巨大な花崗岩の岩盤を鯛之川が刻んで、壮大なV字谷の景観をつくりだしたもので、屋久島を代表する滝の一つです。

【住所】鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生

最新の情報はHP等でご確認ください。

千尋の滝 | 屋久島の滝【公式】屋久島観光協会
屋久島にある「千尋の滝(せんぴろのたき)」は、年間を通して豊富な降水量がある鯉之川から水が流れ、壮大なV字の谷を形成します。滝の落差は60メートルで、滝の中央から大量の水が流れ落ちます。名前の由来は、滝の左側にある岩がまるで千人が手を結んだ...

 駐車場に石碑があり、展望台になっています。やや遠望になりますが、その雄大な姿は十分満喫できます。

滝の手前に吊り橋がかかっており、滝の近くまで行くことが出来ます。

 吊り橋からの景色です。海はすぐそこです。屋久島が如何に急峻な地形で出来ているのかが分かりますね。

 とにかく、岩が大きい。どうやって出来たのか、想像も出来ません。

 人が両手を広げた長さを“一尋”と呼びますが、滝の左側にある岩盤が、まるで千人が手を結んだくらいの大きさということで「千尋の滝」と名づけられたそうです。

大川の滝

 大川の滝(おおこのたき)は、「日本の滝100選」にも選ばれている屋久島最大級の滝です。島の南西部、海岸からも比較的近いところに位置する、千尋の滝と並んで屋久島を代表する滝です。栗生集落から西部林道へ向かって車で約10分。近くの西部林道は、照葉樹の原生林の中を走る約20キロの林道で、一部を除いて自然遺産登録エリアに含まれ、ヤクザルやヤクシカに会える可能性もあるそうです。今回は西部林道が通行止めだったので残念でした。

【住所】鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生

最新の情報はHP等でご確認ください。

大川の滝 日本の滝100選 | 屋久島の滝【公式】屋久島観光協会
屋久島にある「大川の滝(おおこのたき)」は、落差88mの屋久島を代表する滝で、「日本の滝100選」にも選ばれています。駐車場から徒歩2分ほどで滝壷近くまで行け、滝壺の真下まで歩ける滝です。滝からは豪快に水しぶきが上がり、そのマイナスイオンを...

 県道下の駐車場から滝つぼの近くまで伸びている歩道は舗装されており、 バリアフリー整備 されているので 車椅子の利用者 でも間近で迫力を感じることが出来ます。滝壺の近くでは水しぶきを浴びることが出来るので、夏は涼を得ようと多くの観光客が訪れるとのことです。

 落差88メートルの断崖を大量の水が滝となって流れ落ちるさまは壮観です。滝つぼ近くまで行くことができるので、迫力満点の轟音と水しぶきを肌に感じられます。ひと月に35日雨が降る と言われるほど雨が多い屋久島ですが、 特に梅雨時(5月下旬~7月上旬) はさらに水量が増し、 豪快な水しぶきを上げて落ちる景観はまさに迫力満点のようです。 

中間ガジュマル

 島の南西部にある中間集落に入ってすぐの「中間橋」のたもとにある巨大なガジュマルです。幹からは無数の気根が伸び、中央に空いたトンネルの下での写真撮影ができます。NHK朝ドラ”まんてん”のロケ地で有名なところです。ガジュマルは、島内最大とのことです。

最新の情報はHP等でご確認ください。

中間ガジュマル | 屋久島の観光スポット【公式】屋久島観光協会
屋久島の中間ガジュマルは、中間集落の入口近く、中間川のほとりにあります。トンネル状になっている巨大なガジュマルで、車でくぐり抜けることもできます。ここで写真を撮れば、迫力満点のガジュマルのトンネルを楽しむことができます。

前編は以上です。後編ではいよいよ縄文杉へのアタックをお知らせします。乞うご期待! 

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