こんにちは!建設オヤジ、こと、タカゾーです。私のプロフィール等は以下のリンクでご紹介しています。ご興味のある方はご覧ください。
12月、さあ、全面解禁、冬ヒラメ求め外房、今回は大原漁港へ
外房地区のヒラメは、6月の銚子海域の解禁から始まって順次解禁エリアが南下し、大原海域は9月に部分解禁、10月から全面解禁になります。一方で、鹿島海域のヒラメは11月1日に部分解禁、12月1日に全面解禁になります。
例年、12月初旬に鹿島港での全面解禁を狙って鹿島港に行くのですが、今年は12/1が日曜日と言うこともあり、どの船宿も一杯で予約が取れない状況(涙)。そこで、解禁後しばらく経っていて大フィーバーは期待できないのですが、大原漁港に狙いを変更。初めての船宿でしたが、大原漁港は春栄丸に向いました。集合場所が分かりづらかったので、以下に船の場所を記載しておきますね。車は近くに大きめの駐車場があるのでそこに駐車できます。
12月1日から実際に釣りが開始出来るのは6時ジャスト厳守のようで、少し集合時間が遅くなり4時30分ごろに現地に到着しました(ネットには3時50分集合と記載あり)。料金はエサ(生きイワシ)、氷込みで税込み13,000円です。春栄丸の船は1艘のみで、重量19トンの大型船(定員28名)です。大船長・若船長の2名が乗船していて、お祭り時やヒラメが釣れたときのタモは若船長がだいたいやってくれます。大船長は常にタナの深さを叫び続けていて、少しやかましいお爺さんでした。
釣り座を確保して、実釣スタート!!
さすが、ヒラメ釣りのメッカ、大原漁港です。ポイントに着くとヒラメ釣り船の大船団です。ただ、12月鹿島全面解禁で釣り人も分散したようで、どの船も満員ではなく余裕ありそうでした。
ヒラメ釣りは船に風を当てて流す横流しで釣るので、船が流れないと広いポイントを探れません。この日は大潮、ベタ凪だったので、少し不安。ポイントまで走ること30分。かなり近場で、水深は太東沖3mから8m程度。船長の合図で6時ジャスト、釣りスタートです。
イワシの良い反応があったようで、時おり二人三人とアタリが続くフィーバータイムもありましたが、思いのほか喰いが渋く、釣果は中型のヒラメ4枚でした。座布団サイズの大ヒラメはゲットできず・・・次回に期待です。
トップは7枚とのことでしたので、マズマズかな。ちなみに、鹿島港の状況を帰宅後にブログでみましたが、撃沈の船も多く、この日の釣果は大原漁港の方が良かったみたいです。
ヒラメ釣りのポイントを紹介します
竿は使用オモリに見合ったヒラメ専用竿、8対2調子ぐらいで軽量、高感度なものがベストです。狙っている水深は20~30m台中心なので、リールは中型両軸リールでOKです。私の愛用しているヒラメタックルは以下の通りです。電動リールは値段が張りますが、イサキ釣りなどに流用できますし、良いものを1セット持っておくのがお勧めです。
・ロッド;DAIWA 極鋭コンセプトゲーム P HH-220AGS(8:2調子)
・リール;DAIWA SEABORG 300J 道糸3号
・電動リール用バッテリー;DAIWA スーパーリチウム 11000
ヒラメ釣りのポイントと思われることを記載しておきますね。
【エサ】
エサは主に生きイワシですが、たまにイワシが採れない時には豆アジを配布されることもあります。両方やったことありますが、釣果はイワシの方が良いように思います。生きエサを如何に長生きさせるかが重要です。イワシは手で触るとウロコが取れてしまって弱るので、エサ付けの際に出来るだけウロコが取れないようにするのがポイントです。イワシは弱いので優しく投入しましょう。投入後には水面まで入れたら元気に泳ぐことを確認します。沈めるときもサミングをかけながらイワシにストレスを与えないようにします。弱ったイワシを演出するのも有効のため、弱ってもすぐに交換しなくてOKです。
【仕掛け】
道糸PE3号にリーダーとしてフロロ7~8号を1mほど接続します。使用するオモリは外房では80号が標準です。浅場を責めるときには50号または60号でも問題無さそうです。舟下に糸が入る時は縦の釣りになりますので、オモリは重めでOKです。糸が流れ出るときは横の釣りになり、重りを軽くして流すことでお祭り防止にもなります。
【釣り方】
投入時にはオマツリ防止のために糸フケを出さないように気を付けましょう。オモリが着底したらオモリを底に着けっぱなしにするのはNGです。常に竿先が曲がっていて、たまに底に当たる位置をキープします。最低でも「オモリトン、トン」ぐらいでオモリが底スレスレになるように調整しましょう。竿先が戻るようでは当たりが取れません。
また、根があるようなところではタナ取りは頻繁にします。タナの取り直しが自ずと誘いになるので、こまめにタナを取り直しましょう。当たっなと思ったら、ゆっくり重りを底から離します。合わせはゆっくり、ヒラメの重さを感じながら乗せる感じです。
今まで静かだったイワシが急にピリピリと泳ぎ出す動きが感じられたらチャンスです。そしてゴツゴツとイワシに食いつく前アタリが出ます。もちろん、ここでいきなりアワせちゃダメです。スッポ抜けてしまうのがオチ。アワセは『ヒラメがしっかり食い込んで、ギューッと引き込まれたら』が一般的なセオリーです。強い引き込みがあろうと無かろうと、ガツガツッという前アタリがひと段落して静かになったくらいでアワせましょう。
ヒラメ釣りは締め方も重要です!締め方も紹介します。
ヒラメを美味しくいただくため、締め方は重要です。船上で簡単に出来る締め方は、以下に示す3ステップです。
①脳締め
ピックで眉間を突き刺し、脳を破壊します。ヒラメの脳は眉間の奥にあります。目の付いている側を表、白い体表を下にして口先を自分から見て右に来るように置き、手前の目玉の位置を確認してその左側をピックなどの尖ったもので突きます。身体全体が反り上がって、ピクピクと痙攣したら脳締めが完了です。ピックで穴を空ける位置は目玉から半個分左へずらした辺りです。脳締めが完了していると、ヒラメの体色が変わってくるので判断が可能です。
②神経締め
背骨に沿って神経が通っているので、ピックで突き刺したところから神経締め用のワイヤーで神経を破壊します。体長に合わせて長さの異なる複数のワイヤーを用意しておくと良いです。空けた脳締めの穴からワイヤーを差し込んでいきますが、中骨に当たっている感触が伝わってくるのでそれに沿うように通すのがセオリーです。確実に脊髄を突いているとヒラメが反りかえるような動きをしてくれます。ワイヤーの先端は尾ヒレの付け根まで貫通するようにします。神経締めにより魚を仮死状態(心臓は動いているが身体は動けない状態)にできますので、死後硬直のタイミングを遅らせてより長く鮮度を保つことが可能です。
③血抜き
神経締めによりヒラメが仮死状態になり大人しくなるので、海水に氷を入れて血抜きをします。ヒラメを裏返してエラ周りにある動脈を切断し、さらに尾びれの付け根に切り込みを入れてさ血抜きします。エラの色が真っ赤な状態から白っぽく変色してきたらしっかりと血が抜けている証です。血液は空気に触れると固まってしまうので、クーラーボックスやバケツに溜めた海水に浸し、ヒラメの頭をゆすってしっかり血抜きをします。
ヒラメは冷やし過ぎないことが重要です。冷やしすぎると身割れの原因になったり、血抜きの効率が悪くなったりします。おおよそ7~10℃が最適。保存の際、身の部分に直接氷を当てないようにしましょう。うまみ成分は死後硬直の後に生成されていく(熟成)ので、その日のうちに食べるのであれば神経締めは不要です。
冬の楽しみ、高級魚、ヒラメ釣り!生きエサを使うので少しベテラン向けのように感じますが、思いのほか簡単ですし、生きエサならではのドキドキ感がたまりません。是非、この面白さを味わってほしいです。皆さんの新しい釣行チャレンジに参考になればうれしいです。今回は以上です。
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コメント
釣り初心者ですが東日本大震災前に大洗港にヒラメ釣りにつれて行ってもらう予定でしたが
震災があり今もかなっていません
今回のブログを読ませていただいてわすれていました釣りたいという衝動が再度よみがえりました
きっと釣れた時の感動はおおきいのでしょう
今までに味わったことのない感動を味わいたいです
震災後汚染等でつりができなくなっていた海が釣りができるまでに戻ってよかったです
私は鹿島を本拠地にしてますが、大洗近辺も全く問題ないと思いますよ。生きイワシで釣るヒラメ釣りは数ある釣りのなかでも一番面白く、釣れた時の喜びは本当に最高ですよ。是非、この感動を味わってくださいね!